アクタージュ
評価:84点
【ジャンル】
アート、感動
【巻数】
11巻(続)
ここ最近芸術関連の漫画が増えているように思えます
この作品もそのひとつで題材は「演劇」です
感情や人格をトレースできる才能をもった主人公、
夜凪景の人生を描いたマンガとなっており
強烈な才能から成す演技力で大成しつつも
その才を持っているが故に生まれる危うさが上手く表現されています。
夜凪の周りには実力を持った役者が集まり
時には仲間に、また時にはライバルとなり
夜凪を支えながら切磋琢磨していき
夜凪は急激なスピードで実力を身につけ
最新刊では遂にはその実力に敵うものは国内にはいないのか?
というレベルまで到達しつつあります
夜凪の成長をぜひ一緒に見届けましょう!
<おすすめ作品>
・マチネとソワレ
こちらもアクタージュと同じく「演劇」を題材とした作品です。
アクタージュは絶大な才能を持った主人公の話なのに比べ
マチネとソワレは努力の人である主人公が
絶対的な才能を持った兄を目指し奮闘する内容となってます。
アクタージュを好きな人はほぼ確実にハマると思いますが
マチネとソワレの方が非現実的でぶっ飛んだ設定になっています。
・左ききのエレン
こちらも芸術関連の作品であり、「絵・デザイン」を題材としています。
この作品は才能はないがどうしても芸術の世界にしがみついていたいと
もがき苦しむ朝倉光一と
才能に溢れているがそれが原因でトラウマを擦り込まれたエレン
という対照的な2人の人生を描いたマンガです。
才能に恵まれたサイドも恵まれてないサイドも
それぞれ物語が展開されていて面白いです。
アクタージュでは夜凪が有名になるきっかけとなった
ある動画を制作するシーンがありますが、
左利きのエレンでもそれをフラッシュバックさせるような
似たようなシーンがあります。
アクタージュのそのシーンが好きな方には特にお勧めしたいです!
・響~小説家になる方法~
こちらも芸術関連、「文学」を題材としています。
この作品は文学の才能に溢れた主人公の響が
小説を書き大成していくお話です。
アクタージュにて夜凪が活躍していき
どんどん上のステージに昇り詰めていくところが
この作品にも感じられます。
アクタージュに比べ主人公のぶっ飛び方が顕著に出ており、
度々ギャグマンガかのような笑えるシーンが出てくるので
とても面白いです!
題材的に小説だと内容が表せないためアクタージュより響の方が
主人公の才能のすごさが直接的には分からないですが、
その分頭のネジの外れ方と作品に触れた人間の反応などで
響のとてつもない才能を上手く表現されています。
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やっぱり自分が好きなマンガを語り出すと自然と長くなりますね…
五等分の花嫁がそんなに好きじゃないわけじゃないんですが、
関連作品で出した3作品への熱量が今回はガチです(笑)
というか五等分の花嫁の関連作品に関しては
両方とも読破すらしていません… が、
昨日から「君の死ぬ夏に」を読み返しはじめ
何故こんなに面白いマンガを途中で辞めたのか
不思議で堪らなくなり現在、絶賛6巻を読んでおります。笑
近日中に読破して評価を書こうと思ってます(^^)